経腸栄養と静脈栄養の栄養補給違いって知っていますか?

けんこう

こんにちは!
ayaです★

普段栄養を摂取するとき、経口からが一般的ですよね?
しかし、病院では栄養を点滴から補う方法もあるんです。

点滴で補うことができる栄養は、食事と一緒ですが、
どういった投与法があるのでしょうか?
少し難しい言葉もありますが、みてみましょう。

栄養摂取の方法は口からだけではありません

普段栄養を摂取するとき、経口からが一般的ですよね?
しかし、病院では栄養を点滴から補う方法もあるんです。

点滴で補うことができる栄養は、食事と一緒ですが、
どういった投与法があるのでしょうか?
少し難しい言葉もありますが、みてみましょう。

末梢静脈栄養法

末梢静脈と呼ばれる血管から栄養を投与する方法です。

主に前腕の橈側、尺側皮静脈から投与されますが、
ほかにも正中皮静脈、手背静脈から投与されることも。

輸液の種類として、高濃度糖加維持液、高濃度アミノ酸液、
糖加低濃度アミノ酸液、脂肪乳剤などがあります。
ただ、元々細い血管から投与できる栄養量は600kcal/日程度と
食事をいっぱい摂取したときよりも限られています。

中心静脈栄養法

ほとんどの方になじみのない投与方法となります。

腕と違って太い血管からより高濃度の点滴を投与します。

末梢静脈栄養法を7日以上続ける必要がある場合や、
体の筋肉が分解するような状態になるときに行います。

体の筋肉が分解するときってどんなときでしょうか?
例えば、重い感染症に罹ったり、手術をうけた後が該当します。

輸液の種類として、高濃度アミノ酸液、脂肪乳剤などのほかに
高カロリー輸液と呼ばれる輸液を使用します。

先ほどよりも非常に多い1200~2500kcal/日が摂取できるため、
長期入院される場合にはより適しているといえます。

結局のところ、どっちがおすすめなの?

これまで点滴による栄養補給について紹介しましたが、
実際のところ、どちらが良いのでしょうか?

実は皆さんが食事摂取していることに意味があるんです。

食事摂取による経腸栄養法の利点

普段食事摂取している方法を経腸栄養法といいます。

腸管粘膜の萎縮、腸管粘膜防御の維持に伴う全身免疫の維持、
消化管ホルモンの分泌、胆汁うっ滞の予防など様々な点で
利点が多くなります。輸液による静脈栄養法では、

この点がカバーできないのです。普段の食事がいかに
健康に良いかということがよくわかると思います。

経腸栄養の種類

消化によい栄養剤として、消化態栄養剤があります。

糖質はデキストリンという糖を使い、タンパク質も
吸収のよいアミノ酸に分かれます。

味も非常に独特の風味であり、摂取に苦労することも。

タンパク質の消化を必要とする半消化態栄養剤では、
そのような味が改良されて経口摂取しやすくなります。

より食事らしい栄養剤が半消化態栄養剤といえます。

ま・と・め

今回の記事はいかがでしたか?

我々が普段口から食事をしていることは、
当たり前のことで実はとても重要な意味があるのです。

点滴による栄養はあくまでも腸が使えない場合など
特殊な場合を想定したものとなります。

普段の食事をしっかりと栄養バランスを考えて
摂取するようにしてみてくださいね。

今後も 美容 健康 などの有益な情報を発信し続けますので
乞うご期待を☆彡

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